【写真】窓から飛び降りる少女の写真【ピューリッツァー賞】

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アーノルド・ハーディ(アマチュア) ”ホテル火災、窓から飛び降りる少女の写真(Death Leap from Blazing Hotel )” 1947年

ジョージア工科大学の学生アーノルド・ハーディーはいつもの通り夜遅くまで遊び、自宅でゆっくりと寝ていた。1946年12月7日の早朝にサイレンの音で目を覚ます。消防署に聞くと、アトランタのピーチツリー・ストリートのワインコフホテルで火災が発生しているとのことだった。ハーディーは急いで支度をし、火災現場に向かった。
ホテルに着くと、客室に取り残された宿泊客の救助が進んでいた。しかし、救助用の梯子が15階建ての9階までしか届かず、残された宿泊客は各々のやり方で避難しようとした。ある者はシーツを吊るして降りようとしたが途中で破れて地面に叩きつけられ、ある者は子供を窓から放り出し自分も飛び降りたが助からなかった。
バーディーは避難する人々を写真に収め、自ら現像してAP通信に持ち込んだ。この写真がアマチュアで初めてピューリッツァー賞を受賞することとなった。この火災で宿泊者256人のうち118人が帰らぬ人となった。

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