『洛中洛外図屏風』 狩野永徳

a2d19372 2ad65b17

『洛中洛外図屏風』(一部) 作者:狩野永徳

【絵画データ】
1565年作
六曲一双 紙本金地着色
各159.2cm×361.8cm
収蔵場所 米沢市

 


上杉家の「御書集」を見ると、この作品が永禄8年9月に信長が23歳の永徳に命じて描かせ、天正2年に上杉謙信に贈ったものであることが分かる。山や家を可憐な色彩で描いており、金雲との相乗効果によって神秘的な都のような表現になっている。これは桃源郷のようなものを表現していると考えられる。

コメントを残す

Your email address will not be published.