『婦人相学十躰 浮気之相』 喜多川歌麿

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『婦人相学十躰 浮気之相』 作者:喜多川歌麿

【絵画データ】
1792-93年頃作
収蔵場所 東京国立博物館(東京都・上野)

 


十躰とあるが、現在確認されている作品は五点である。画中にある「相見 歌麿画」とあるように、絵師の厳しい目で個性を描き分けた意欲作である。本図では、浮気とあるが上気とも書き、色恋事の他に派手で陽気な様など複数の意味がある。モデルの女性は、湯上りの色っぽい姿で描かれている。

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