『四条河原夕涼躰』 鳥居清長

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『四条河原夕涼躰』 作者:鳥居清長

鴨川の川床は京都の夏のイメージとして、江戸でもよく知られていた。本図は川床で涼を取る美人たちを描いた三枚続の大作。川面に花火を浮かべたり、杯を傾けたり、ゆったり横になって寛いだりと、思い思いに夕涼みを楽しむ様子が描かれている。透明感のある水面が爽やかな、夏の趣溢れる清長の傑作のひとつ。

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