『南蛮屏風』 狩野内膳

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『南蛮屏風』 作者:狩野内膳

【絵画データ】
16世紀末~17世紀初頃作
六曲一双 紙本金地着色
154.5cm×374.8cm
収蔵場所 東京国立博物館(東京都・上野)

 


桃山時代から江戸時代にかけて多くの絵師が描いたとされる「南蛮屏風」の中の代表的な作品。カピタン・モール(大航海時代にポルトガルからインド(ゴア)に、あるいはインドからアジア各地に派遣された船隊の司令官のこと)が港から商店街へと抜けて南蛮寺に向かう場面(画像下)と外国の港町と南蛮船が描かれている場面(画像上)である。南蛮人の格好は長崎での経験をもとにしていると思われるが、外国の景色は全くの想像と思われる。

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